
新築一戸建ての広さと家族人数
新築一戸建てを建てる時には、どのくらいの面積で建てればいいかをよく考えてからにしましょう。
狭すぎると圧迫感を感じる事になりますし、広すぎれば管理が大変になるだけではなく費用が高くついてしまいます。
新築一戸建てに暮らす人数に対してどのくらいの広さが必要になるかですが、リビングの広さを考えてみるといいでしょう。
家族みんなが集まるリビングは圧迫感がありすぎると、子供が大きくなるにつれて狭く感じるようになります。
自分がいる空間が狭いと感じれば、どうしてもリビングにいる時間が短くなり自分の部屋にこもりがちです。
家族団らんのためには、圧迫感を感じない程度の広さを人数に合わせて確保するようにし、家族で一緒にいる時間を増やすといいでしょう。
将来的なことを考えた場合、子供はいつかは親元を離れていく事になります。
早ければ高校や大学で家を出るようになりますので、その時の事も考えて将来は夫婦二人になるかもしれないという考えも頭に入れておくべきです。
新築一戸建ての代表的な物件の間取りと面積の特徴
大都市の近郊で販売されている新築一戸建て住宅は、親子4人家族のファミリー層が購入することを想定して間取りが決められています。
そのために4LDKの間取りがとりわけ人気があり、平均的な面積は100平米前後です。
100平米前後の面積であれば15帖以上のリビングも間取りに組み込めるので、家族が広い部屋で団らんを楽しむこともできます。
しかし夫婦だけの世帯が増えている事情もあり、コンパクトサイズの新築一戸建て住宅への需要も伸びています。
2LDK程度の間取りであれば夫婦だけの暮らしにも最適であり、将来的に必要になる外壁塗装や大規模修繕のコストも通常よりも減らせます。
三階建て住宅の割合も高まっており、狭小地に建てられた都市型の物件でもカースペースが充実しているケースが多いです。
そして最近になって増えているのは、リフォームにも柔軟に対応できる新築一戸建て住宅です。
リフォームが容易な物件であれば、家族構成の変化に合わせて部屋を分割することも可能です。